70代からの温泉旅行では、宿選びで旅の疲れ方が大きく変わります。
温泉宿は、写真や口コミだけを見ると魅力的に感じます。
しかし、実際に泊まってみると、次のようなことで疲れてしまうことがあります。
- 駅から宿まで遠かった
- 館内の移動が多かった
- 大浴場まで階段があった
- 食事会場まで遠かった
- 布団から立ち上がるのが大変だった
- キャンセル条件をよく見ていなかった
70代の温泉旅行では、豪華さや安さだけでなく、無理なく過ごせるかを確認することが大切です。
宿選びの基本は、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
70代の旅行で歩きすぎないためのホテル選び|疲れにくい宿の探し方
この記事では、70代の温泉旅行で疲れにくい宿を選ぶために、予約前に見ておきたいポイントをチェックリスト形式で紹介します。
70代の温泉旅行は「宿で疲れないこと」が大切
温泉旅行というと、観光地や料理、温泉の泉質に目が向きやすいと思います。
もちろん、それらも大切です。
ただ、70代の旅行では、宿に着いてからの過ごしやすさも同じくらい大切です。
たとえば、次のような宿は、見た目が良くても疲れやすいことがあります。
- 部屋から大浴場まで遠い
- 食事会場まで長く歩く
- 館内に段差や階段が多い
- 駅から宿までの移動が大変
- 和室のみでベッドの部屋がない
70代の温泉旅行では、「いい宿かどうか」だけでなく、自分の体力に合う宿かどうかを見ましょう。
旅行計画そのものの注意点は、こちらの記事でも紹介しています。
70代の旅行でやってはいけない計画の立て方|疲れを残さない旅のコツ
チェック1:駅から宿まで近いか
まず確認したいのは、駅から宿までの距離です。
温泉宿の紹介ページには、「駅から徒歩〇分」と書かれていることがあります。
しかし、70代の旅行では、徒歩時間だけで判断しない方が安心です。
同じ徒歩10分でも、次のような場合は負担が大きくなります。
- 坂道がある
- 歩道が狭い
- 荷物を持って歩く
- 雨の日に移動する
- 駅から宿まで道がわかりにくい
予約前には、駅からの距離だけでなく、道のわかりやすさも確認しましょう。
足腰に不安がある方は、駅から近い宿や、送迎がある宿を選ぶと安心です。
チェック2:送迎があるか
温泉宿によっては、最寄り駅から送迎をしてくれる場合があります。
70代の旅行では、送迎があるだけで移動の負担がかなり減ります。
ただし、送迎がある宿でも、いつでも自由に乗れるとは限りません。
次の点を確認しておきましょう。
- 送迎は事前予約が必要か
- 送迎時間は決まっているか
- どこの駅から出ているか
- 集合場所はわかりやすいか
- 帰りの送迎もあるか
送迎について不安がある場合は、予約前に宿へ電話して確認しても大丈夫です。
電話では、次のように聞けば十分です。
「高齢の家族と宿泊予定です。駅からの送迎はありますか?」
チェック3:ベッドの部屋があるか
温泉宿では、和室に布団を敷くタイプの部屋も多くあります。
畳の部屋は落ち着きますが、70代の方にとっては、布団から立ち上がるのが大変な場合があります。
膝や腰に不安がある方は、次のような部屋を選ぶと安心です。
- 洋室
- 和洋室
- ベッド付き和室
- 椅子やソファがある部屋
- トイレが近い部屋
特に夫婦旅行や親子旅行では、部屋でゆっくり休めるかが大切です。
部屋の写真を見るときは、景色だけでなく、ベッドか布団か、椅子があるかも確認しましょう。
チェック4:館内にエレベーターがあるか
温泉宿では、古い建物や階段の多い宿もあります。
雰囲気のある旅館でも、館内移動が大変だと、宿にいるだけで疲れてしまいます。
予約前には、次の点を確認しましょう。
- 館内にエレベーターがあるか
- 部屋まで階段が必要か
- 大浴場まで階段があるか
- 食事会場まで遠すぎないか
- フロントから部屋まで移動しやすいか
足腰に不安がある方は、予約時に「エレベーターに近い部屋を希望できますか」と相談してみるのもよい方法です。
必ず希望が通るとは限りませんが、事前に伝えておくことで配慮してもらえる場合があります。
チェック5:大浴場まで行きやすいか
温泉旅行では、大浴場を楽しみにしている方も多いと思います。
しかし、大浴場までの移動が大変だと、せっかくの温泉が負担になることがあります。
特に確認したいのは、次の点です。
- 部屋から大浴場まで遠くないか
- 大浴場まで階段がないか
- 脱衣所に椅子があるか
- 浴室内に手すりがあるか
- 混雑しにくい時間を選べるか
大浴場が遠い宿では、部屋に戻るだけでも疲れてしまうことがあります。
温泉を楽しみたい方ほど、大浴場までの行きやすさを確認しておきましょう。
チェック6:食事会場まで遠すぎないか
温泉宿では、夕食や朝食も楽しみのひとつです。
ただし、食事会場まで遠い宿では、移動が負担になることがあります。
特に大きな旅館では、部屋から食事会場まで長い廊下を歩く場合もあります。
予約前には、次の点を確認しましょう。
- 食事は部屋食か会場食か
- 食事会場まで階段があるか
- 椅子席か座敷か
- 食事時間に無理がないか
- 朝食会場まで遠すぎないか
膝や腰に不安がある方は、座敷より椅子席の方が楽な場合があります。
食事内容だけでなく、食事場所の移動しやすさも見ておきましょう。
チェック7:夕食付きプランか確認する
温泉地では、宿の周りに飲食店が少ないことがあります。
夕食なしのプランを選ぶと、到着後に食事場所を探すことになり、疲れてしまう場合があります。
70代の温泉旅行では、初めて行く場所なら夕食付きプランを選ぶ方が安心です。
予約前には、次の点を確認しましょう。
- 夕食付きか
- 朝食付きか
- 食事の時間は選べるか
- 量が多すぎないか
- 苦手な食材への対応があるか
宿で夕食を済ませられると、夜に外へ出る必要がなくなります。
移動を減らしたい方には、夕食・朝食付きプランがおすすめです。
チェック8:口コミは高齢者目線で見る
宿の口コミを見るときは、点数だけで判断しないようにしましょう。
若い人にとっては気にならないことでも、70代の方には負担になることがあります。
口コミでは、次のような言葉を探してみてください。
- 高齢の母と宿泊
- 両親と利用
- 足が悪い家族と旅行
- 館内移動が楽だった
- 送迎が助かった
- スタッフが親切だった
- 食事会場が近かった
反対に、次のような口コミが多い場合は注意が必要です。
- 階段が多い
- 駅から遠い
- 坂道が大変
- 大浴場まで遠い
- 食事会場まで歩く
- 館内が広くて迷った
口コミは、点数よりも中身を見ることが大切です。
楽天トラベルで口コミを見ながら宿を探す方法はこちらの記事で紹介しています。
70代でもわかる楽天トラベルの予約方法|疲れにくい宿の探し方
じゃらんで宿を探す場合はこちらも参考になります。
70代でもわかるじゃらんの使い方|疲れにくい温泉宿・ホテルの探し方
チェック9:キャンセル条件を必ず確認する
70代の温泉旅行では、体調や天候で予定が変わることがあります。
そのため、予約前にキャンセル条件を必ず確認しましょう。
見るべきポイントは、次の3つです。
- いつまで無料でキャンセルできるか
- いつからキャンセル料がかかるか
- 当日キャンセルや無連絡の場合はいくらか
料金が安くても、キャンセルしにくいプランは注意が必要です。
体調に不安がある方は、少し高くても、キャンセル条件がわかりやすいプランを選ぶと安心です。
一休.comで大人向けの宿を探す場合は、こちらの記事も参考にしてください。
70代でもわかる一休.comの使い方|大人向けホテル・温泉宿の探し方
チェック10:予約確認メールを残せるか
宿を予約したあとは、予約確認メールが届きます。
このメールには、宿泊日、人数、料金、キャンセル条件、宿の連絡先などが書かれています。
旅行が終わるまでは、予約確認メールを削除しないようにしましょう。
スマートフォンで確認するのが不安な場合は、家族に印刷してもらうのもよい方法です。
予約確認メールで見ておきたい内容は、次のとおりです。
- 宿の名前
- 宿泊日
- 宿泊人数
- 部屋タイプ
- 食事内容
- 合計金額
- キャンセル期限
- 宿の電話番号
旅行予約サイトの会員登録やパスワードに不安がある方は、先にこちらの記事を確認しておくと安心です。
70代でもわかる旅行予約サイトの会員登録方法|楽天・じゃらん・一休の始め方
70代の温泉宿選びチェックリスト
予約前に、次の項目を確認しましょう。
- 駅から宿まで近い
- 送迎がある
- ベッドの部屋がある
- エレベーターがある
- 部屋から大浴場まで遠すぎない
- 食事会場まで遠すぎない
- 夕食付きプランを選べる
- 口コミに高齢者利用の感想がある
- キャンセル条件がわかりやすい
- 予約確認メールを残せる
すべてに当てはまる宿を探すのは難しいかもしれません。
ただし、足腰に不安がある方は、次の4つを優先すると安心です。
- 駅から近い
- 送迎がある
- ベッドの部屋がある
- エレベーターがある
温泉旅行は、宿でゆっくり過ごす時間が大切です。
無理なく過ごせる宿を選ぶことで、旅行全体の満足度が上がります。
まとめ:70代の温泉旅行は「近さ・移動・部屋」を先に見る
70代の温泉旅行では、宿の豪華さや料金だけで選ばないことが大切です。
写真がきれいな宿でも、駅から遠かったり、館内移動が多かったりすると、疲れてしまうことがあります。
予約前には、次のポイントを確認しましょう。
- 駅から宿まで近いか
- 送迎があるか
- ベッドの部屋があるか
- 館内にエレベーターがあるか
- 大浴場や食事会場まで行きやすいか
- キャンセル条件がわかりやすいか
温泉旅行は、頑張って動き回るものではありません。
宿でゆっくり休み、温泉に入り、食事を楽しむだけでも十分に良い旅になります。
旅行全体の考え方をもう一度確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
無理をせず、自分の体力に合う温泉宿を選んで、安心して旅を楽しみましょう。
